この時間は、3時間目と4時間目の間の休み時間だから、入りやすかった。 きっと、かいとがその時間に、合わせてくれたのだと思う。 「なな~どうしたの~?体調悪かったの?」 「ううん。寝坊だよ。寝坊・・・」 あたしは、いつものあたしのように喋れた。 これも、かいとのおかげ。