かいとside






「兄貴さ、足の骨を折っただけだし。全然大丈夫だよ。
兄貴とななは、これをきっかけに新しい一歩を踏み出す。もしもさ、俺んとこに、一回でもななが決心して、きてたら俺はななを兄貴には譲らなかった。ななには、兄貴しか見えてないんだよ。それが、痛いほど・・・痛いほど・・・伝わってきた。
このたった3カ月の間に。」

心で思っていた事をすべて話した。