幼き日の約束




するとある日、
部屋のまどを開けようとしたとき、
崖の方へ歩いていく女の子を見つけました。

もう12時をまわっていました。

一瞬だけみえた女の子の目には、
光はありませんでした。

ずっと昔遊んでいた頃の輝きは、
消えてしまっていました。

女の子が何をするために
崖へ向かっているのかを
察した男の子は、
先回りをしました。