幼き日の約束




やがて、
男の子は退院することになりました。

それは女の子との別れを指していました。

女の子は泣きました。

目を真っ赤にさせて、
行かないでと、泣きました。

男の子は泣くのを我慢して、
こう言葉をかけました。

『僕は君のおかげで元気になれたんだ。
だから、次は僕の番だ。
君が困っている時には、
きっと助けにいくよ。
約束するから』