短編*言の葉


颯『何でいるの...?って思ってんだろ』

小さく頷く

颯『そりゃ気になるからだよ
なんであんな嘘ついたのか』

普通にバレてる...
けど、その嘘の理由は言えない
颯斗離れするため なんて
言えば怒るからだ

迷惑かけていいからって
昔から颯斗は口癖のように言っている
けど、それじゃダメなんだよ

きっと颯斗もしんどいだろう
好きな人と一緒に帰れないし
私のせいで放課後も遊べないから

近づきながら

颯『何で?教えろよ』

切なそうな顔してこちらを見る

急いでメモ帳を取り出し
走り書きして颯斗に渡す

その隙に私は家に入り鍵を締めた


渡したメモには

【ごめんね】

それだけしか書けなかった