†バー恋†~初めてのクリスマスイヴ~確かな愛

「お前の事ずっと……好きだからな……」

「やだぁ……いきなり恥ずかしいでしょ……」

「バカ。言ってる俺のが恥ずかしいだろ」

 頭をかいてあたしに背中を向けた。

 胸の奥が灯りを燈されたように温かくなる。

 あたしは背中から翔吾を包んだ。

 大きな背中の翔吾を精一杯抱きしめて、肩に顎を乗せた。