時刻は10時を過ぎていた。
後2時間で終っちゃうな……。
クリスマスイヴ。
部屋に戻り、用意しておいた数々のアロマキャンドルにひとつずつ灯りをともす。
ゆらゆら揺れる柔らかい灯りは少しだけあたしの心を和ませた。
ワインを取り出し静かに注いだ。
深い赤がクリスマスという日にぴったりだ。
そしてケーキをテーブルの上におく。
キスをしてる男の子と女の子が、やっぱり可愛くて、微笑んでしまう。
いい事あるのかなぁ……。
おじさんの言葉を思い出していた。
キャンドルの中で見るこの部屋の中。
翔吾との事を振り返っていた。
後2時間で終っちゃうな……。
クリスマスイヴ。
部屋に戻り、用意しておいた数々のアロマキャンドルにひとつずつ灯りをともす。
ゆらゆら揺れる柔らかい灯りは少しだけあたしの心を和ませた。
ワインを取り出し静かに注いだ。
深い赤がクリスマスという日にぴったりだ。
そしてケーキをテーブルの上におく。
キスをしてる男の子と女の子が、やっぱり可愛くて、微笑んでしまう。
いい事あるのかなぁ……。
おじさんの言葉を思い出していた。
キャンドルの中で見るこの部屋の中。
翔吾との事を振り返っていた。

