「ねぇ、貴方は何なの?」
呟くように言う
「僕は…刹那ですよ?」
そっちか!
そうじゃなくて、正体的な何かだよ!
「冗談です、僕は夢魔ですよ。」
へ?
何て言った?ムマ?何それ。
以外とアッサリ刹那は説明してくれた。
「夢魔とは、夢に巣くう魔と人間の間では言われていますね。」
まさか、悪夢とか見せるの?やだよそれは絶対やだよ?
「悪夢とか見せるの?」
一様聞言っておく、もしそうだったらやだから。
「ご心配なく、それは僕の役目では無いですから。」
ニコニコしながら言われると逆に不安だ。
「そしたら貴方の役目は何なの?」
気になるから聞く、これも一様だけどね。
「僕の役目は、物語の制作、そして聞かせること。」
さらっと言ったけど意味わからん。
聞かせられてもねつまらなそうだし、寝そう…
って夢でも寝るって逆にすごいよね笑
「聞かせるって言ってもアニメ感覚ですから、映像付きですし。」
それならいいかも。
「どんな話なの?」
これはすごく気になる
「双子の吸血鬼の話です。」
ほう、ファンタジーか、私ファンタジー好きだし、これならいいかもね。
「それでは、始めます。」