セカイの理

「綾菜ちゃん。」

「はい?」

「今日一日、髪をおろしとかない?」

「ええ?どうしてですかぁ?」

「ん~・・・髪をおろしてる綾菜ちゃんも可愛いから。」

そう言って、先輩は微笑む。

「え、えーと~・・・。」

綾菜は、少し顔を赤くして身体を縮ませて下を向く。

そして、上目遣いで俺を見た。

「?」

俺は、首を傾げる。

「先輩がそう言うなら・・・。」

「ほんと!?やったー。」

先輩は、嬉しそうに笑う。

「それじゃあ、わたし今日、日直だから、またね。」