セカイの理

「えっ?」

綾菜は、俺を見る。

「ま、まさか・・・わたし今、変なこと言ったかな・・・?」

綾菜は、身体を引く。

「誰がおバカさんだ!」

俺は、綾菜のそばまでくると綾菜の頭にチョップをし続けた。

「あたっ、あたっ・・・う~、やめてよ。葉月くーん・・・地味に痛いよぉ~・・・。」

「お前が、俺のことをバカなんて言うからだ。」

俺は、綾菜にチョップをしたままつぶやく。

「ごめんってば。気を付けるよぉ・・・。」

俺は、チョップをしていた手を上げて綾菜を見つめる。

「う~・・・ひどいよ、葉月くーん・・・。」

綾菜は、泣きながら頭を両手で抑える。

「・・・。」

先輩は、腰に手を当てながら笑う。