いつの間にかまた眠りに落ちていた
また表情を変えた空は
何だか暖かくうつる
なんだか心地よい場所に
今まで居たかのような。。。。
ふと手に目を落とすと
病室には不釣り合いな物が
手の平に一つ
「あ。。。。。。。。」
それをみて頬が緩むのがわかった
またここに帰ってこれる目印
またここから戦場へと向かう事ができる矢印
小さな小さな届け物
ふと彼女に似ているなと思い
無くさぬよう
手帳にはさみいれる
この四つ葉のクローバーと共に。。。。
また
彼女に会えますように。。。。
窓の外
遠くから。。。。
聞こえるはず無い
彼女の声が聞こえた気がした
