とっさに急所は外した
それでも刃が肉に食い込み入っていく感覚は
今でも覚えている。。。。
思い出せば嫌な汗がどっと吹き出す
仲間の声や表情 吹き飛ぶ血飛沫
あはは。。。。ちょっとキツイや。。。。
窓から見える透き通る空は
今の自分には眩しすぎて
その空から目をそらすことができないまま
一人泣いた
「チャイナさん。。。。逢いたいです」
逃げようとしている
情けない男の独り言
目の前の空に向かって吐いてみる
一度出した言葉は宙を舞い
寂しい色に 溶けていった
彼女には届かないように
届かないようにと。。。。。。。。