「遠山さんは…?」 これがあたしの聞きたかったこと。 遠山さんに…告白…されたんだよね? 「遠山は友達。俺本気で胡桃がすき。胡桃?返事ちょーだい」 フワッと、暖かいモノに包まれるあたし。 それが奏太の腕ってことに理解するのには時間がかかった。 「っ…ふぁっ…ん…」 「…胡桃…好きだよ」