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七不思議

呪いの狛犬
普通の神社だったが、いつしか沢山の人がこの神社で呪いの儀式をするようになった。沢山の人の怨念が集まり、神社の守り神である狛犬も呪われてしまい、夜中にここへ近づく人間を襲うようになった。

顔なし
有名な綺麗な女の人だった。ある日、事故に巻き込まれてしまい、顔をひどく損傷してしまう。そのことから精神的に病んでしまい、自殺し悪霊になり、自分の顔を傷つけた犯人を探している。
今の自分の仮の顔は好きではなく、可愛い顔や綺麗な顔を見ると自分のモノにしようと襲いかかってくる。

怨念の家
街外れにある一軒家。昔この家に住んでいた家族が殺された。
それ以来、この家から夜な夜な叫び声や笑い声が聞こえてくるらしい。
この家の父親と母親は自分たち家族を殺した犯人を憎み悪霊となり、家に入ってくる者を襲ってくる。
この家の子供達は悪霊とならず、自分たちが死んだことに気づかず、遊んでいる。

名無し
沢山の人の憎しみ、好みなどの負の念が集まってできたもの。
幸せや楽しいといった感情がないので、自分にない感情を手に入れようと考え、人を襲うようになった。人に取り憑く能力もある。

墓送り
夜中、墓に来た人間を黄泉の世界に連れていく妖怪。
見た目は美男美女の双子。道案内をしてあげると言う声につられると知らず知らず黄泉の世界に案内されている。
帰ろうとすると般若の顔で追いかけてくる。
割と足が速く、捕まるとそのまま黄泉の世界に連れていかれる。

悪のサンタ
黒いサンタ服を着たお爺さん。親の言うことをあまりにも聞かない子供や夜遊び、不良行為をしている子供だけを狙い、襲ってくる。
足は遅いが、神出鬼没で、どこから、いつ出てくるのかわからない。
襲われた子供達がどうなるのかは誰も知らない。
生き残ることができた子供達は性格が変わり、大人しくなる。

謎の手
有希たちの前に現れる謎の手。
他の七不思議に襲われている時、気が向いたら助けててくれる時もある。
基本は襲ってくる。
なぜ、この手が生まれたかは誰も知らない。






・七不思議は時代と共に少しずつ変わっている。
・呪いの狛犬、怨念の家、顔なしや悪のサンタは割と新しい七不思議である。
・昔からある七不思議は、名無しや墓送り、謎の手である。