楽「で?名前はどうするの?」



せつ「ああ、決めてる」



少女が首を傾げる。



せつ「お前は、知らねーか……こいつら囚人逹の名前は俺が付け直したんだ。
新しい自分にさせるっつーことで。んじゃあ、てめえら自己紹介しろ」



楽「はいはい、俺は、白波楽だよ!よろしくね」



新「青山新(あらた)」



生「紅城生」



せつ「と、それぞれいろんな意味で名前を付けたんだが、それはまた今度な。あと、名字も色を付け加えたんだ……白波は白。青山は青。紅城は赤。…とひと工夫したんだぜ!そんで、お前の名前は、夜曲未来だ……。夜曲は、黒。これからもお前には、未来が沢山あるって意味で未来だ」



楽「未来ちゃんか、いい名前だね」