眠れない夜には




そうだ…
こんなにも逃げ続ける妹なんて
お兄ちゃんきっとがっかりする…。



「1番つらいのは君だってことは
俺もよくわかってる…
けどな…受け止めなきゃいけないんだよ…」


その通りだ…

『うん…ごめんなさい…、
えっと…』

「撫ちゃん、この人は
橘 奏汰くん。
撫ちゃんのお家のお隣さんなのよ」

あ…だから
何度か見た顔だったんだ…

「そう、それで…
美智子おばさんから君宛に
手紙あずかってるんだ」


美智子おばさん…?

あっ、、お母さんのことだ…。