「落ちてからが、さぁ大変!どこから這い上がろうかと、あの先を歩いたら道があったらしいわ。なぁ、おじいさん!」
「さぁな…」
首を傾げ、おじいちゃんはあくまで知らん顔している。
なんだかものすごく興味深かった。
昨夜、見た、あの怖い夢とあまりにも似ていたから。
おじいちゃんがあの先で見つけたものは――?
皆、一斉におばあちゃんの次の言葉を待つ。
「嘘か本当か、便所と蔵が繋がってると思ったおじいさんは、ひたすらあの道を歩いたらしいわ」
「…で、繋がってたの?」
腕を組んだまま、黙っているおじいちゃんの顔を覗き込んだ。
「どうだった?おじいさん」
今度は、おばあちゃんが尋ねた。
「さぁな…」
首を傾げ、おじいちゃんはあくまで知らん顔している。
なんだかものすごく興味深かった。
昨夜、見た、あの怖い夢とあまりにも似ていたから。
おじいちゃんがあの先で見つけたものは――?
皆、一斉におばあちゃんの次の言葉を待つ。
「嘘か本当か、便所と蔵が繋がってると思ったおじいさんは、ひたすらあの道を歩いたらしいわ」
「…で、繋がってたの?」
腕を組んだまま、黙っているおじいちゃんの顔を覗き込んだ。
「どうだった?おじいさん」
今度は、おばあちゃんが尋ねた。


