双子の兄妹は恋人


「うん」
「わかった、ありがとう」
「あ!」
「お兄ちゃん」

「なんだ」

「私、この学校辞めるね」

「マジかよ・・・」

「うん」
「マジだよ」
「翼が、学校を退学になるんだったら、私は学校を辞めるから、それは覚悟しといて」

「はぁー」
「お前ら、そろいもそろって・・・」

「お説教は、後で聞くからまずは迎えに来て?」

「あぁ、わかったよ」

とお兄ちゃんが言って電話を切ると、先生が私と翼と龍を校長室に連れて行った
話し合った結果

「翼、君は退学処分だ」

「わかりました」
予想通り、翼は退学になった

「ざまあ見ろ」
と龍は笑っていた

「あの、校長先生」

「なんだ、瑞穂」

「突然ですが、私この学校辞めます」

「「え!」」
と校長先生と、龍が驚いてた
でも、翼はそこまで驚いてない
なんか予想通りみたいな?

「瑞穂、君は退学でもなんでもないんだぞ?」
と校長先生が言ってきた

「ええ、わかってます」
「でも、翼が学校を退学になったので、もうここにいる意味はありませんので」

「おい、瑞穂」
「マジで、ここを辞めるのか?」
と龍さんが言ってきた