双子の兄妹は恋人


「はぁー!」
「兄貴の幼馴染だ!」
「ふざけてるな・・・」

「翼、悪く言いすぎだよ!」

「はい、はい・・・」

「もー」
「反省してないでしょ?」

「反省なんてするわけないだろ・・・」

「まぁ、翼のことだしな・・・」

「お兄ちゃん、翼をそんなに悪く言わないで!」

「いつも椿は翼の肩を持つよな・・・」

「そんなんじゃないよ」
「ただお兄ちゃんは、翼を決め付けすぎてるから・・・」

「だから、俺には椿だけいてくれたらいいんだ・・・」

「私はずっと翼のそばにいるよ?」
「だって翼は、私の大事な家族だもん」
と私が言うと

「そうかよ・・・」
となぜか翼がショックを受けていた

「椿、お前な・・・」
とお兄ちゃんは、苦笑いをしていた

「?」
と私は頭にハテナが浮かんでいた

「まぁ、いずれわかる日が来るって」
「な!」
「翼?」

「知るかよ・・・」

「ねぇ、どういうこと?」
と私が聞いてると、お兄ちゃんが

「なぁ椿、もしも翼がお前のこと好きだったらどうする?」

「え///?」
と私が顔を赤くしたら

「もしかして、椿・・・!」
とお兄ちゃんがびっくりしながら、私を見た