別れの最終地点

彼には、全部ばれていた。



私は彼氏にDVを受けている。


身体中のアザは、全部彼氏が作ったもの。




「....私、帰る」



「もしかして、俺の話聞いてなかった?」


少し苛立ったような口調で、そして私を睨みつけるような目をした。



「...あなたには関係のないことだから」






「....っおい、待て」


海岸から去ろうとする私の腕を強引に掴んだ。



「...離して!」


「お前さ、馬鹿なのかよ!?俺の話ちゃんと聞いてたかよ!?これ以上被害者出したくねぇんだって!!」



「..離してよ!!!」



片手に持っていたシュークリームの袋を投げ付けてしまった。


袋が開き、無残にも砂浜にシュークリームが落ちてしまった。




...私は、本当に馬鹿だと思う。



これだけ怒鳴られても、宏大に会いたかった。




きっと病気なんだ。私は。