別れの最終地点


「...その人は、もう別れたの?」




「当たり前だろ。俺は怒ったよ、そいつに。彼氏からDV受けてるやつって、いつか相手が変わるとか何とか言って、自分に嘘つくんだよ。幸せでもないくせに、幸せだーとか言って。ほんと馬鹿げてる」




まるで彼は私の心を読み取るかのようにすらすら話出した。




「....普通、チョコレートくらい手作りするだろ。なのに、こんな高いやつ買って」



私は手に持っていたチョコレートの袋をギュッと握りしめた。



「初対面の人にこんなに見透かされてるってどんな気分?」