別れの最終地点

やはり静かな道路。



街灯がちらほら。




道路沿いにバイクを止めて、海岸まで降りた。
真冬の海、風がすごく冷たかった。




久々に来たかも、海。



「ねぇ、一つ気になったんだけど」

「え?」


そう言うと彼は私の袖を無理矢理捲り上げた。


「...やっぱり」


私の腕には宏大から受けた暴力の痕跡が残っていた。


「...やめてっ...」



私の腕を掴む手を思い切り振り払った。


「誰かに定期的に暴力受けてんだろ。親か?」


「....これは、転んだだけ。関係ないでしょ」


「こんなアザしといて、転んだとか、無理な言い訳だな」



「...あなた、私の何を知ってるのよ!?」