別れの最終地点

去って行く宏大の後ろ姿。



我慢してた涙が止まらない。




...記念日、結局何も決められなかった。



また原因は私だ。

遅れちゃうから、宏大は怒ったんだ。



宏大に叩かれた頬が少し痛む。




どれだけそこにいただろうか。



プルルルル...


080.....
"お母さん"


「環菜!あんたどこにいるの!?電話に出なさい!!お父さんも誠也もかけたのよ!?」


涙をすするのを堪える。


「ごめんね...もう帰るから」