別れの最終地点

「なーに?」

「...彼氏とは上手く行ってんのか?」


驚いた。
秀太がこんな事聞いてくるなんて。


「どうしたの?」

少し笑いながら聞き返す。


「いや、別に」

「まぁ、そこそこかな。秀太こそ、彼女作らないの?秀太の恋愛話とか、聞いたことない」


秀太は黙々とケーキを口に運ぶ。

「彼氏に怒られないの?」

「え?」