別れの最終地点

「245番でお待ちの高橋様〜」

30分くらい経ったところで、やっと席に案内された。



店内は、アンティークな雰囲気だった。

本とかも並んでいる。


「可愛いお店だね」

「なに食べる?」

秀太はすでにメニューを見ていた。


「うわぁ〜全部美味しそう〜」

「俺はこれとこれな」


秀太が指差したのは、ガトーショコラとミルクティー。やっぱり、女子っぽい選択だ。