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――――
―――――…
「よっ、風家」
「あっ……こんにちは、村星君」
放課後。いつもの様にクリスの散歩に出かけ、風家と合流。
私服に着替えた風家は、イブを膝の上に乗っけて頭を撫でていた。
「イブ、気持ち良さそうだな」
「そうですね……じゃなかった、そうだね。昔からこうしてると、ウトウトし始めるの」
隣に座ると、まだぎこちないながらも一生懸命タメ口を使おうとする風家。
敬語が出ると目が色んな方向に泳いで慌てて言い直している事に、彼女は自分で気がついているのだろうか。
「クゥ~~ン?」
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「よっ、風家」
「あっ……こんにちは、村星君」
放課後。いつもの様にクリスの散歩に出かけ、風家と合流。
私服に着替えた風家は、イブを膝の上に乗っけて頭を撫でていた。
「イブ、気持ち良さそうだな」
「そうですね……じゃなかった、そうだね。昔からこうしてると、ウトウトし始めるの」
隣に座ると、まだぎこちないながらも一生懸命タメ口を使おうとする風家。
敬語が出ると目が色んな方向に泳いで慌てて言い直している事に、彼女は自分で気がついているのだろうか。
「クゥ~~ン?」



