頬を真っ赤に染めて俯く風家に確認を取り、絵を貼り付けていくオレ。


上の方は風家が貼り終わっていたので、脚立を使わずそのまま貼る事が出来た。


つーかこの枚数貼るには、かなり長い時間脚立に昇っていた事にならねぇか?


今日体育あったから、ジャージ着れば良かったのに……まぁ、今更どうにもならないか。


「よし、終わった」


最後の1枚を貼り終わると、横から視線を感じた。


「………何だよ、風家。オレの貼り方、なんか変か?」


「へっ!?へ、変なんかじゃありませんよ!手伝ってくれてありがとうございます、村星君!!」