「風家、残りの絵オレが貼るからお前もう帰れよ。お前確か帰宅部だったから、部活無いだろう?」
ヒョイッと廊下に置かれた机に乗っていた絵を持ち上げて言うと、目を真ん丸に見開く風家。
「えっ、いいですよ!私が頼まれた仕事なんですから!」
慌てて絵を取り返そうとするも、恐らく160も無い風家が170以上あるオレが天高く掲げた絵を取れるハズも無い。
「おっ、コレ猫野の絵じゃん。さすが美術部、上手いな」
「む、村星君返して下さい~~~!!」
ピョンピョン跳び跳ねる姿がまるでオモチャを目にした犬の様で、小さく口元が上がった。
ヒョイッと廊下に置かれた机に乗っていた絵を持ち上げて言うと、目を真ん丸に見開く風家。
「えっ、いいですよ!私が頼まれた仕事なんですから!」
慌てて絵を取り返そうとするも、恐らく160も無い風家が170以上あるオレが天高く掲げた絵を取れるハズも無い。
「おっ、コレ猫野の絵じゃん。さすが美術部、上手いな」
「む、村星君返して下さい~~~!!」
ピョンピョン跳び跳ねる姿がまるでオモチャを目にした犬の様で、小さく口元が上がった。



