ヒョイッと柔らかい物を頭から降ろすと、手元には青と白のチェックのタオルが。


パチパチ瞬きしながら村星君を見つめると、村星君はニッと笑った。


「貸してやるよ。タオル体育館なんだろ?」


「えっ、でも……」


「いいから使えよ。それ買ったばっかりだからキレイだし」


ううう…!村星君、お願いだからそんなに爽やかに笑わないで……っ!


心臓に悪いよぉ………!!//////


「分、分かった…ありがとう村星君」


村星君の笑顔にやられそうになった私は、素直にタオルを貸して貰う事に。


「どうもです………」