スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~

脳内を様々な疑問が支配してパニクっていると、クラスメイト達が我先にと私達3人を取り囲んで来た。


ええっ!?な、なんで!?


「ホントにホントに、アナタ風家さんなの?」


「へっ……だからそうですけど……」


「マジで!?風家さん、そんなにカワイイ顔立ちしてたんだね!!」


「つーかメガネは?コンタクトにしたのかよ?」


四方八方から皆が色々質問をしまくって、隣のクラスに迷惑なんじゃないかって位騒がしい教室。


何から答えたらいいか分からずに戸惑っていたら、己園の口から「皆、静かに!」という制止が放たれた。