良、良かった……こういうお店って店員さんマナーに超厳しそうだから、一安心。
「実はねぇ、喜仁に頼まれたのよ。アナタを助けるのに協力してくれって」
「――――へっ?」
お店の隅っこで何やらヒソヒソ話してる村星君達をチラ見しつつ、所さんが呟いた。
私を、助ける……?どういう事?
「風家さんの過去、私もチラリと聞いたのよ。で、喜仁ったら私に頭下げて頼んできたの。『湖柚のトラウマを壊す為に協力して欲しい』ってね。アイツとは長いつき合いだけど、喜仁があんなに女の子の為に必死になってるの見るの初めてだったわ」
「実はねぇ、喜仁に頼まれたのよ。アナタを助けるのに協力してくれって」
「――――へっ?」
お店の隅っこで何やらヒソヒソ話してる村星君達をチラ見しつつ、所さんが呟いた。
私を、助ける……?どういう事?
「風家さんの過去、私もチラリと聞いたのよ。で、喜仁ったら私に頭下げて頼んできたの。『湖柚のトラウマを壊す為に協力して欲しい』ってね。アイツとは長いつき合いだけど、喜仁があんなに女の子の為に必死になってるの見るの初めてだったわ」



