村星君は呆れ気味に言うと、身動き出来ずに固まる己園と七智を連れてお店の隅っこへ。
「あ、あの……所さん………?」
恐る恐る声をかけると、所さんはまた普通の笑顔でこっちに振り向いた。
ア、アレ?今のは……幻覚?
「ごめんね風家さん。私頭にくると今みたいになっちゃうのよ。お陰で喜仁にも甲斐にもシュウにも、“お嬢の皮を被った女王”とか言われてるし」
「えっ!?そうなの!?」
意外過ぎる所さんの裏(?)の顔に、私のすっとんきょうな声がお店の中に響く。
ハッとして口を押さえたが、誰にも注意されなかった。
「あ、あの……所さん………?」
恐る恐る声をかけると、所さんはまた普通の笑顔でこっちに振り向いた。
ア、アレ?今のは……幻覚?
「ごめんね風家さん。私頭にくると今みたいになっちゃうのよ。お陰で喜仁にも甲斐にもシュウにも、“お嬢の皮を被った女王”とか言われてるし」
「えっ!?そうなの!?」
意外過ぎる所さんの裏(?)の顔に、私のすっとんきょうな声がお店の中に響く。
ハッとして口を押さえたが、誰にも注意されなかった。



