恋、ときどき雨。



「はぁー。やっぱり、この場所はサイコーだな!」


あっちゃんがそう言うと、


「そうだねー。」





『『 ……………。』』





しばらく沈黙が続き、気まずい雰囲気が流れた。


「「あっ、あのさ、」」


偶然にも、ハモってしまった。どぉしよう…。


「あっ、あっちゃんからいいよっ。」


私があわててそう言うと、


「おー、ありがとぉ。」


あっちゃんは照れくさそうに、頭をポリポリかきながら、そう言った。


「あのさー、」


あっちゃんが私を見ながら、


「お前ってさ、好きな人居んの?」




「ヘ?」




正直、びっくりした。


だってまさか、そんなこと聞かれるなんて、思ってもいなかったから。


ちょっと、動揺を隠せず、


「な、なに言ってんのー!?もーう、いい加減にしてよねー!」


そう言って、誤魔化した。