恋、ときどき雨。



すると、あっちゃんは私の目をマジマジと見て、


「ねぇ、俺、真面目に聞いてるんだけど。」



ってー!そんなの言われてもー!


だって、だって~。


私の好きな人は、あっちゃんなんだもん。


そんなの言えるわけないよ。


んー、一応、居ないって言っとこう。


「好きな人なんて、いないよ。」


よしっ!完璧~。我ながら上手く言えた~。


「ふーん。」


あっちゃんは、向こうの方を見ながら、そう言った。


あっ、ちょっとチャンスかも~。


私もあっちゃんに聞いてみよっかな。


「あのー、あっちゃんはさぁ、居ないの? 好きな人。」


勇気を出して、言ってみた。すると、あっちゃんは


「んー、」


いるのかなー?ちょっと、聞くのが怖くなってきた。


「まぁ、いいや!」


私は、聞くのを止めた。


「お、そうか。」


「うん…。」


うゎー、私のバカー↓↓


でも、まぁ、いっかー。また、今度聞こう。