第二章 不思議な力

それから、どれくらい眠ったのかは、わからないが、
眼を覚ましたらそこは・・・


洸と、アイスを食べに行こうと誘われた日だった。
そして、あの日のように洸は、死んでしまった。
それがなん十回も続いた。
洸を助けようとしても歴史は変わらなかった。


あたしは、もう洸はこの世に帰って来ないんだと思った。