くろちゃんとソラが仕事を終えたのが2時半
何杯呑んだか忘れたお酒はもう酔いもだいぶ覚めた

「【ごめん、お待たせ!】」

アミと二人で首を横にふる

【大丈夫だよ!てかあそこでいいんでしょ?】

【そうそう、あそこでいいっしょ?】

「そうっすね。」

あたしはここら辺のことはわからないので一人で後ろを歩きながら3人の会話を聞く

てか、あそこってどこよ!

そんなあたしに気づいたのはソラ
2人が前を歩くなかあたしの歩幅に合わせて左隣にきてくれた

「ねぇ、寒くないの?」

『ん~寒くないよ?』

ショートパンツにニーハイ
素肌の部分が赤くなってる

「そうなんだ~。めっちゃ寒そうだけど?」

『ん~大丈夫。てかどこまで行くの?』

「駅周辺のとこにあるから少し歩くかな。
ヒール高いけど大丈夫?」

『…大丈夫じゃない…
おんぶして?』