「えっ?ゆみちゃんって18歳なの?」

『え?そうだけど?』

ソラくんがびっくりしてるからあたしは首を傾げながら答える

「いやいや、タバコ…だめじゃね?」

『ソラくんだって吸ってるじゃん!』

「俺は21歳だからいいの。」

あたしはびっくりしすぎて変なところに煙が入りむせる。

『ゴホゴホッ えッ?ゴホッソラくん3つ上なの?ゴホッ』

「俺まだ10代にみえんのか~」

ショックなのか下を向きながら言うソラくん。

「まぁいいけど。笑」

笑顔でこっちを向いたソラくんにドキッとする。

『ソラ…くん?さん?は明日もここにくる?』

「呼び捨てでもいいよ?
ん~明日はバイトだからなぁ~来れないかも。」

『じゃあ、ソラで。あたしもユミでいいよ?そっか。』

少し何か考えてる表情をしてからあたしをみてまた何かを考えるソラ。


『どうしたの?』

「いや、あのさ、アドレス交換しない?」

勇気がなくて言えなかった言葉をソラから言ってもらえて嬉しくてはにかみながら答えた

『いいよ』

「じゃあ後で連絡すんね!俺そろそろ帰るけどユミは?」

時計を見ると2時を過ぎていてビックリした。

『うそっ。もう2時過ぎ?!明日仕事起きれるかな~~』

「ユミも帰んないとやばそうだね?笑
家近いの?」

『うん、ここから10分かかんないくらい!』

「そっか、気をつけて帰れよ?」

初めて会ったあたしを心配してくれるソラに自然に笑ってしまうあたし。

『うん、ありがと。おやすみ!』

「おやすみ」


公園を出て見えなくなるまで見送ってくれるソラ

優しくて笑顔が素敵な人。