マリアに連れて、 彼は城を出た。 城に向かって 礼をする。 そして、 城に向かって笑う。 ------------------ 「…いつか、 見せてくれるかしら?その場所を。」 『…はい。 ……いつか、迎えに参ります』 ----------------------- 城に背を向けたシュクルに、 もう笑顔はなかった―――――…‥。