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「菖蒲、起きてる?」
城からでた後、あたしは真っ直ぐに寮の菖蒲の部屋向かった。
もう太陽は出ているが、いつもの起きる時間にはまだ早い
トントン と部屋のドアを叩くと、
「ふぁーい、誰ぇ~」
と言う声とともに ガチャっとドアがうすく開いた。
その中から、綺麗なロングストレートの黒髪と紫の瞳が覗いた。
「あれ? 鈴どうしたの?」
あたしを見て、眠気が飛んだのか半開きだった目がパッチリと開いた
「ちょっと陛下から頼まれてね。
大きな声で言えないから、とりあえず中入らせて?」
菖蒲は困惑してたみたいだけど、中に入れてくれた。
入る前にあたしは手をかざしてシールドを張った。
