紅蒼物語



これで、残ってるのがあたしと英だけになった。

 


英はDグループみたい





ちょっと不安だな……

無事に受かったらいいんだけど







英に気づかれないように、小さく溜め息をついたのに、聞こえていたみたいであたしの顔をのぞきこんできた。







「鈴、大丈夫
俺達なら絶対受かるから。 まあ、さっきの二人は知らないけどね」





英はそう言って、微笑んだ。







英の顔は、自信に溢れていて不思議とあたしまで自信が出てきた。







あたし達は、周りの人たちに聞こえないように小声で話す。

 
 




「そうだよね。 あたしだって、戦闘部隊隊員なんだから!」






「そうそう。 その調子でいなよ
この試験では側にいられないから、心配だけどいつもの調子でいれば、勝てるよ

…鈴は強いんだから。 焦らないで、落ち着いて闘うんだよ」