紅蒼物語




菖蒲は、あたしと同い年の15歳で、軍隊の医療班に所属している。





医療班でありながら、戦闘能力も高いというあたしの自慢の親友だ。





何より、誰とでも仲良くなれる明るい性格で、信頼も厚い。





……少し言動がぶっ飛んでいるが




「菖蒲か、 なるほどあの子なら信頼できる。

二人でかまわんか?」





はい。 とそう答えようとしたのだが、あたしの言葉は











「えーー、待ってよ俺を置いてくの?」

 












突然現れた男の声に遮られた。