紅蒼物語



コルジェさんに連れられて、城の中へ入ったあたし達。







コルジェさんは見た目に反して、足腰が丈夫そうで、背筋をピンと伸ばしたまま歩いていた。











……うん。
綺麗だね、ゴージャスだよ










城の中は、輝くような金と、藍色をイメージカラーとしていた。






流石城。





あたしは、よく英に会うために城に忍び込んでたから、城のゴージャスさは分かってるつもりだったけど…








東国では、紅と金を基調にしている






色を抑えているから、思うほど目が痛くない




 

あたしが、東国の色に慣れただけかもしれないけどね









でも、東国と西国は、色が違うだけで造りはそう違いは無かった。











































「此処です。」




あれから、ほとんど一直線に歩いた後、コルジェさんは少し大きめな扉の前で足を止めた。




「案内、ありがとうございました」






あたし達は、ペコッと軽くお辞儀をして、お礼を言った。





コルジェさんもキッチリとした姿勢でお辞儀をした後、また来た道を戻っていった。