初恋と思い出の場所



暇…!?

暇って言ったよね今!!


よし、じゃあ付き合ってもらうよ!



「ここじゃ話しにくいから、途中まで一緒に帰らない?」



その私の言葉に、秋山くんは「わかった」と言って、一緒に昇降口へ向かった。





しかし、あんなに勢い良く話があると言っておきながら、私はしばらく無言で歩いていた。

秋山くんも、自転車を引いて無言で一緒に歩いている。



なんか…歩きながらじゃ落ち着かないなぁ…

どこか、話しやすい場所とか…



そんなことを考えていると、ここら辺で一番大きな公園が見えて来た。



そうだ、公園!

ここなら話しやすいかも!



「秋山くん!」


「ん?」



勢いの良い私に対し、少しテンション低めの秋山くんの返事。



「ちょっと、公園寄らない?そこで、話したいこと話すよ」


「ん、良いぜ」



私の誘いを、秋山くんはすんなり受けてくれた。