初恋と思い出の場所



昼休みになって、彩音と二人でお弁当を食べる。

いつもは秋山くんと福田くんも居て四人で食べていたのに…



「美冬、あんた秋山となんかあった?」



あー、やっぱり彩音にはわかっちゃうよね。



「うん、ちょっと…ね」



私は俯く。



「何があったか知らないけどさ、秋山のこと好きなら、ちゃんと言葉にしないと伝わらないよ。美冬は向き合うことから逃げる癖があるから、ちゃんと向き合わないと、後で絶対後悔するよ」



彩音は本当に私のことをよく見ている。

彩音の言う通りだ。


私が避けるようなことをしたから、こんなことになった。


ちゃんとしなきゃ、私!



「ありがとう彩音。ちゃんと秋山くんと話すよ」



私がそう言うと、彩音は「頑張りなさい」と言ってくれた。


放課後、強引にでも秋山くんを捕まえてやる!