初恋と思い出の場所



次の日、私は昨日借りた傘を返しつつ、秋山くんとちゃんと話そうと思いながら登校した。



「おはよう福田くん。秋山くんってまだ来てない?」



教室に入って秋山くんの姿が見えなかったので、私は福田くんに聞いてみた。



「いや、さっき来たよ。でもなんかどこか行っちゃったみたい」



福田くんの言葉に、何だか私は不安になった。



もしかしたら、私…秋山くんに避けられてる?

自分もしてしまったことだけど、いざ自分が避けられるとかなりショックだった。


きっと秋山くんもそうだったのだろう。


好きな人に避けられるのって…結構キツイな…



でも、自分がされてわかった。


ちゃんと秋山くんと話す。

しっかりと向き合う。



そう決めたのに…

今日は休み時間も秋山くんはどこかへ行ってしまい、移動教室も福田くんと先に行ってしまった。