初恋と思い出の場所



その日の帰り。


今日は図書委員に招集がかかったので、いつもより帰りが少し遅くなった。

しかし暗くなる程ではない。



今日の委員会は、男子と女子で違う作業だったので、秋山くんとは別々である。


女子の方が早く終わったので、私は一人昇降口へ向かった。



「え…嘘…」



私は昇降口の外を見て、唖然とした。



嘘…何で!?


今日は一日晴れだって、天気予報で言ってたのに…!

何でこんなに雨が降ってるの!?



「最悪…折り畳みも忘れた…」



どうしよう…


駅まで結構歩くし、確実にずぶ濡れだよね。

少し…ここで雨が弱まるのを待っていようか。