お昼時なので、ファミレスは混んでいるだろうと思っていたけれど、私達が入った時にちょうど四人席が空いた。
「ラッキー!」
と秋山くんが笑う。
私達はメニューを見て、注文する品を決めた。
席に置いてあるボタンを押し、店員さんを呼んで料理を注文した。
「この後カラオケよねー、何時間にする?」
彩音が皆に尋ねる。
「四時間くらい…はどうだ?」
秋山くんがそう提案すると、彩音と福田くんが頷いた。
私も四時間に賛成する。
でも、どうしよう…
私、男子とカラオケって初めてだ。
なんか緊張するな。
でも…
秋山くんの歌声、気になるかもっ…て、何で私は秋山くんばかり意識しているの!?
私は余計な感情から逃れようと、ちょうど運ばれて来た料理を食べ始めた。

