初恋と思い出の場所



ボーリング場に入った私達は、早速投げる順番を決めた。

投げる順番は秋山くん、福田くん、彩音、私の順番になった。


秋山くんが投球の準備をする。


こちらからは後ろ姿で表情は見えないが、何だか真剣なオーラを感じる。


そして秋山くんがボールを投げて。



「っしゃあ!!」



見事一発目でストライクを出した秋山くんは、ガッツポーズをして喜んだ。



「え、すごいじゃん秋山!」



彩音が驚いている。



「本当、秋山くんすごい!」



私が拍手をすると、秋山くんが嬉しそうにハイタッチを求めて来た。

慣れないことを求められておずおずと手を上げると、パンッ!といい音を立てて秋山くんにハイタッチされた。


彩音や福田くんともハイタッチをしている。



「和樹は相変わらず上手いね」



秋山くんを褒めた福田くんは、自分の投球へ向かった。