初恋と思い出の場所



そして日曜日。


私は待ち合わせ場所である、駅前の銅像の前に向かった。


すると、一番乗りで来ていたのは秋山くんだった。



あ…秋山くんの私服姿、初めて見るなぁ。

かっこいいかも…



「お!水谷じゃん!おはよ!」



私に気づいた秋山くんが、元気良く挨拶してきた。



「おはよう!彩音と福田くんはまだみたいだね」



私はそう言って腕時計を見る。


待ち合わせ時間は十時。

今はまだ九時四十五分だった。



「秋山くん、来るの早いね」


「俺さ、人待たせるの好きじゃねーんだよな。だからいつも早めに来るようにしてんだ!」



ニッと秋山くんが笑う。