放課後になると、早速初委員会が行われた。
私は秋山くんと一緒に図書室へ向かう。
「なぁ、水谷は何で図書委員にしたんだ?」
廊下を歩きながら、秋山くんがそう質問してきた。
「私、本が好きだから。それに目立つのが苦手で、だから図書委員が良いなって。その…秋山くんは何で図書委員に?」
私は同じ質問を、秋山くんに問いかけてみた。
「俺?俺はね…」
秋山くんが一呼吸置いて、私の顔を覗き込むように目を合わせて、ニッと笑って言った。
「水谷と同じ委員会が良かったから」
「え…?」
今、何と言ったのだろうかこの人は。
あんな笑顔を向けられて、何を言われたのだろうか。
私は何故だかわからないけれど、顔が熱くなっていくのを感じた。

